こころの作業ノートInner Work Notes
親が生きていても、「いつかは自分のことをわかってくれるはず」という期待があるために、会うたびに同じ傷を負う人がいます。自分が望んでいた親の姿を手放せず、もらえなかった愛情を悼むことができていないのかもしれません。
やるべきことが山積みなのに、布団から出られない日があります。怠けているせいだけではなく、ストレスが持ちこたえる力を超えたために、心が幼い子どものようでいたい状態へ戻ったのかもしれません。
頼まれて「嫌です」と言えないのは、断り方を知らないからではありません。関係を失うのが怖くて、相手ががっかりする気持ちまで自分の責任として背負ってしまうからです。
ある人のささいな行動がやけに気に障るなら、自分では認めにくい欲求や怒りを、その人の中に見つけているのかもしれません。投影とは何か、なぜ言い争うほど相手が悪いという確信が強まるのかを説明します。
褒め言葉はすぐ忘れるのに、批判は口調まで覚えていませんか。繰り返し責められて「自分は至らない人間だ」という自己像ができると、褒め言葉は大げさか社交辞令に聞こえ、批判はすぐに受け入れられてしまいます。
外では親切なのに、配偶者や子どもの話はさえぎり、取り合わない人がいます。身近な関係ほど、傷つかないよう身を守る反応が強まり、自分の考えだけが正しいと思ったり、本音を隠したりするからです。
メールを何度読み返しても送信できないのは、ミスより人の評価が怖いからです。子どもの頃、ミスのあとで責められたり背を向けられたりして「間違えたら一人になる」と学んだからかもしれません。
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